雑記

Kemper MK2発売とKemper Playerのアップデート

Kemper MK2

ついに、というかようやくKemper(ケンパー)のハードが新しくリニューアル!
https://www.kemper-amps.com/news/95/Introducing-the-all-new-PROFILER-MK-2
予想ではもう少し現状のハードでアップデートで対応していくと予想してたけど、プロファイリング方式を強化するタイミングでMarkIIをリリースしてきました。

見た目は黒を基調にちょっとカッコよくなったなっていう程度で基本コンセプトは変わらず。New Kemperではなく、あくまでKemper MK2っていう事なんでしょう。

むしろ一番驚いたのはKemper Playerのアップデート!
去年の発売時からすでに今回のMK2対応を視野に入れてたようで、無償でMK2クオリティのRIGやエフェクトに対応、それだけでなくプロファイリング機能も追加されるとの事で驚きです💦 買って置いてよかったw
という事で現状公開されてる情報をもとに新機能とか、アップデート内容を書いていきます。

今になってPROFILER PlayerではなくPROFILERになってる事に納得
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玉寿し地下スタジオでギターレッスン

今まで過去に何度か、人にギターを教える機会っていうのはあったのですが、
先日、かなり切羽詰まった状態の方から相談されて、近日中に何回かギターのレッスンをすることになりました。

当然僕はプロでも講師でもないわけで、「ハードロックの既存の曲をコピーして弾く」っていう事だけに特化した形で
アドバイスや、練習方法、あとはギターのメンテナンス的な事、アンプ・エフェクターの選定や設定、耳コピの仕方、DAWの基本的な使い方、最終的には演奏動画の作成方法 etc.. 
教えられるのはそれくらいです。
もちろん一番得意なのはLOUDNESSのコピーです。
コードトーンでアドリブを…とか、おしゃれなカッティングを…とか、音楽理論をもっと詳しく…とかは一切対応できません💦

グループレッスンで何名か募集します

日程は調整中なのですが、今お二人レッスンが決まってる他に、もし何名か需要があれば受付しますのでお気軽にご連絡ください。 場所は玉寿しの大将に地下のスタジオをお借りします。

ラウドネスのこの曲が弾けるようになりたいとか、来月のTMSの課題曲の演奏に不安のある方とか、セッションなどに出てみたいけど演奏が不安な方とか、エフェクター買ったはいいけど音作りがわからないとか..等々

事前にどんな感じかやり取りして内容は決めたいと思います。
無料で!と言いたい所ですが、渋谷まで出かけるのに時間も掛かるし、僕もやるからにはちゃんと準備したり、事前にスキルを把握したりとちゃんとやりたいので、レベルと目的に応じてグループレッスン的な形で2~3時間くらい、参加費 3,000円 / 1人1回 程度を予定してます。 
レッスン受けた後の質問やサポートもメールやDMで可能な限り対応します。

それと、自分が教えるよりちゃんとした先生に習った方がいいなと思ったらしっかりした先生沢山知ってるのでご紹介します。

■ 日程 : 調整中です。5月後半~6月頃
■ 場所 : 広尾 玉寿し 地下スタジオ
■ 時間 : 基本的にはグループレッスンで2~3時間程度
■ 費用 : 1回3,000円くらい
問い合わせ申し込みは、tapgym@yahoo.co.jp もしくは各SNSのDMでも良いです。
初対面でも全然大丈夫ですので、楽しく一緒にギターが弾ければいいなと思います。

玉寿し地下スタジオ

ペダル型になったマルチエフェクター MOOER PRIME M2 レビュー1

最近、毎日アリエクスプレスを巡回して何か面白い機材は無いかなって日々探してる感じなのですが、
ありました。

以前購入して1週間くらい使ってたw MOOERのPRIME P2の後継機種?  MOOER PRIME M2
P2買ったときに不満だった
・エフェクターっぽく無い
・フットスイッチが無い
・同じエフェクト2つ置けない
の三つが一気に改善されてたので迷わず購入

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Marshall JMP-1のKemper RIG

自分の音の好みが変わったわけじゃないんですが、最近はKemper立ち上げてもずっと近年の高崎晃サウンド、SHADOWS OF WARのアルバムのギターサウンド、それとマイク在籍時に東京ドームで使ってたメタルトロ二クスサウンドばっかり頭にイメージして音を作ったり色々買ったり試行錯誤してます。

実際に玉寿し地下にあるメタルトロ二クスを弾いたり、KeiporinさんのMarshall 9000シリーズで弾いてみたりして、あのメタリックなサウンドをいかにKemperで再現するかと考えてました。

で、こんな感じの音に。
個人的にはこのやや汚い?というか綺麗過ぎない歪みの粒、それと極端に中域、中高域が持ち上がった感じはかなり近くなった気がします。

使ったのは有名なChopTonesのJMP-1のリグ
ただこれをそのまま使っても全然こういう感じの音にならなくって、アンプの後にイコライザーをこんな感じかけてます。(GraphocEQでもStudioEQでも可) 

1kHzと2kHzをかなりブースト、少しLOWはカットします。 ギターだけで弾いてる時はLOWがあったほうが良いけど多分バンドとか録音ではばっさりCUTしたほうが良いかも。
恐らくこんな感じのEQをJMP-1のリグに掛けるとこの動画みたいな音になると思います。
ギターによってもかなり変わるのでその辺は便宜調整。

このリグは有料リグなので再配布というかDLできるようにはしませんが、もし使ってみたいって方がいましたら直接メッセくれれば送ります。

Kemperを使ったときにブースターをどうするか問題

これは昔から悩みの種なんですが、KemperのRIGの仕様上なのか、よく言われるインピーダンスの問題なのかわかりませんが、ハードのペダルと相性が悪いRIGがあります。 すべてのRIGがペダルと相性悪いわけではないのでおそらくプロファイリングする時の状況とか設定によるものじゃないかなと自分は思います。
RIGによってはハードのペダルでもめちゃくちゃ気持ちよくブーストできるのもあるし、このJMP-1のリグのように全く話にならないレベルつぶれてしまうRIGもあります。 

なので結論としてはやはりKemper完結がベストかなと思います。
幸いKemperDriveで用意されてるペダルはどれも優秀で使いやすいのであまり困ってません。
今回はFullOC というのを使いましたが、これはそのままFULLTONEのOCDです。

もう少し試行錯誤してどうペダルボードのKemper Playerに落とし込むか、またスタジオでどんな音が出るかいろいろ試してみたいと思います。

玉寿しスタジオのギターを蘇らせる IBANEZ JEM7VWH STEVE VAI Sig 編

いつも宴会やギタリスト飲み会でお世話になってる玉寿し
ご存じの方も多いですが、地下には倉庫兼スタジオがあってギタリストには夢のような空間になってます。

最近大将が頑張って不要なもの捨てたり、綺麗にしたり、新しい機材がめちゃくちゃ増えたりしてさらに居心地がよくなってます! ただ….

とにかく置いてあるギターの状態が非常に悪いw


どのギターも弦が錆びてたり、ネックが反ってたり、ガリがひどかったり、ボディも汚れが… 
お世話になってるお礼をもあるし、自分や他のお友達が遊びに行った時、ちゃんと弾けるように、1本ずつ持ち帰って僕がリペアと調整をして戻す事にしました。

FENDER STRATOCASTER リバースヘッド+スキャロップ

1本目は謎のストラト

どうやらボディはFENDERじゃなく、ネックは左利き用のJAPANをスキャロップに、PU他のアッセンブリーはUSAのアメスタのものを移植してるようです。
これを持ち帰って、汚かったピックガード、ピックアップカバー、コントロールノブを交換、エリクサーを張ってロッド調整とアームの調整をしてフローティングセッティングして、オクターブ合わせて、最後ピカピカに磨いて終了。
かなり弾きやすくなりました。

IBANEZ JEM7VWH STEVE VAI Sig

玉寿しに置いてある唯一のハムバッカー搭載ギター

意外な事に今はストラトオンリーな大将ですが、若い頃これがメインギターだったそうです💦 
とにかくまず汚れが酷くて💦 ボディは埃が固まったような汚れ、ネックは激しく順反り、パーツも錆と埃

フレットを磨いて、指板の汚れをゴシゴシ取ってオイルを塗って綺麗に

ブリッジはいったん全部ばらして金メッキ用のスプレーと磨き。 汚かったけど錆はあまりなかったので凄く綺麗になりました

アームが欠品してたので、ゴールドの純正を調達
ピックガードのネジも全交換、コントロールノブも交換、ボディもポリッシュで3段階に研磨してピカピカ✨

ロッド調整してヘッドも磨いて
アームはアーミングアジャスターが付いてたけどタッチがいまいちなので勝手に外しましたw

最後はエリクサー張って完成
めちゃくちゃ弾きやすくなった!
いろいろ音出してみたけどやっぱり良いギターだな~ このPUもめちゃくちゃ良い
細かい作りを見ると自分が持ってるJ.customのほうが少しいいんだけど、ギターとしての完成度はさすがです。

近々返しに行ってまた違うギターを持ってこようと思います。

KEMPER PROFILER PLAYER保護用アクリルパネル

KEMPER PLAYERはディスプレイがあるわけじゃないのでそこまで神経質になる必要はないんですが、ここまできっちりサイズ取ってハマると気持ちいいので超おすすめです! 本体に傷つけたくないですしね。

お友達の@naundzさんが採寸してアクリルオンラインに出品してますのでどなたでも購入可能です!
購入はこちらから→ https://acrylic-online.com/customer-prod-detail/34/

僕が作ったEVENTIDE H90の保護パネルはこちら→ https://acrylic-online.com/customer-prod-detail/31/

それとアクリルオンラインは凄くポイントが貯まるので、3回注文すればポイントバックだけで1.5回分くらい無料になります。 お友達からの紹介で500pt 入会で500pt レビュー投稿で1000pt これだけで2,000円分になりますので是非下記リンクから登録してください  

お友達キャンペーンのリンク→ https://acrylic-online.com/friend-url/?id=30372 

AIRSTEPのLOCAL PRESET切り替え方法と最近買った機材

以前、「AIRSTEPでKemper PlayerのBANKを変えることは出来ますか?」っていうコメントと、「AIRSTEPのローカルプリセットの切り替えはフットスイッチで出来ますか?(バンク切り替え)」っていうコメントを頂いてたんですが、当時はあまり詳しく調べないで、現状は出来ないかな?とか他にこういう方法ありますよ。みたいな返信をしてたんですが、
ふと、どうなのかなと思ってちゃんと検証してみました。

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TMS5 TAKKAN MEETING SESSION vol.5用ウェブサイト

いつもTMSのたびに作ってるんですが、今回も昨日夕方から少し時間作って作りました。
https://www.tapgym.info/tms5

第一回の頃はまだスマホ対応も微妙な時代だったけど、今はほぼスマホでしか見ない時代になりましたね。
とりあえず本番まで9か月近くありますが、今後は基本的にこのサイトを更新して各SNSに告知していく形になります。是非ブックマークを! 各パートや見学の申し込みも↑サイトからお願いします。

  • リクエスト曲への各パートの便乗
  • 記念Tシャツの申し込み
  • 各楽器隊の注意事項
  • 長時間なので軽食の販売の申し込み
  • 二次会の案内
  • 当日のタイムスケジュール

超大事なお知らせなどは、申込時に指定してもらったFBかXでグループメッセを作って配信しますが、できればたまにこのサイトをチェックしていただけると助かります!

基本的にこの辺の対応は全部僕が一人でやってるので、
会場までどうやって行けばいいのとか? 何線ですか?とか 私、僕、誘われてないんですけど…? とか、何に便乗するか悩んでるんですけどどう思いますか? とか… 誰々さんが嫌いなので云々とか… (全部実話です) そういうのは勘弁してくださいw!


もちろん初参加の方の質問とか、サイトに書いてないことの対応は全く問題なく対応するのでいつでも個別にご連絡ください。

プリもパワーもキャビもマイクもルームも全部シミュレートするOPUS Two Notes レビュー

せっかくいい機材お借りして色々弾いたのでブログを

つい先日、前から欲しかったOX STOMP買おうかなってつぶやいたところ、
斬新れこーず代表のbabiさんから 持ってるので貸しますよ~ って言っていただき、で実はOXよりおすすめなOPUSも持ってるのでどうですか?ってことで色々調べたら 確かに! って思い図々しくもお借りした次第です。

で、お借りするついでに、babiさんと、B’zコピーで有名なテラーニさんと3人で飲んで色々お話出来て楽しかった!
柚子胡椒で食べる九州の料理も本当に美味しかった。機材借りるのにごちそうになったりで本当すみません💦

お二人のピック

ということでOPUSです

そもそもOPUSは何をするための機材か

殆どの人が興味のないかもしれない機材かもしれませんが…一応説明すると
基本的にはキャビネットシミュレーターが本筋。
つまりラインの音をキャビネットで鳴らした音にするのがこれの役目

1.純粋にキャビを鳴らさないで宅録用に使う。
2.ライブでキャビを鳴らさないで直接PAに送るために使う。

上記の他に、このOPUSはDI BOX(ダイレクトボックス)にもなるので、ステージでアンプを鳴らしつつ、PAには内部でキャビシミュを通した音をラインで送れるという機能があります。
※この場合実アンプのキャビにはマイクを立てない

この方法だとステージ上でもキャビからモニターできるし、お客さんに聞こえる外音も自分で作り込むことが可能です。

と3つの特徴を書いたけど、実際は最近の少し良いマルチならオールインワンでこの機能が入ってるので、さらにキャビやマイクのセッティングをつめたい!とかIRだけじゃ物足りないって人だけが欲しくなる機材です。
あとはアナログのプリアンプとかもってる人にはうってつけだと思います。

Torpedo C.A.B. M+とOPUSの違い

まず黒い筐体がカッコいい….w

で色々調べたところ、

  • キャビネットシミュ
  • パワーアンプシミュ
  • マイキングシミュ
  • ルームシミュ(要はリバーブ)
  • IRローダー
  • EQおよびエンハンサー
  • DIボックス(ヘッドアンプの信号は受けれるが必ずキャビネットもつなぐ必要あり)
  • プリアンプ(クリーンのFENDERのみ)

ここまでは前作のTorpedo C.A.B. M+と同じで、これにクリーン以外の真空管プリアンプシミュが加わった+MIDI対応したのがOPUS。多分だけどキャビやマイク、パワーアンプシミュの内容や使われてるD/AコンバータはTorpedo C.A.B. M+と同じかと思います。

ライバル機種との違い

ライバルはOX STOMPやBOSSのIR-200やMOOERとかHOTONEのIRローダーになるのかと思うけど

  • BOSSのIR-200よりほぼすべての面で細かいセッティングが可能(プリアンプの出来は不明)
  • OX STOMPよりキャビの種類が圧倒的に多くプリアンプも搭載して、ヘッドアンプもつなげるし安い
  • その他のIRローダーはIR読み込むだけなので比較にならない

肝になるキャビシミュの部分はOPUSや前機種のTorpedoに搭載してるDynIRという機能が最大の売りで、通常のモデリングとは違い、実際のキャビとマイクを使って数万ポイントキャプチャしたIRを組み合わせ、それがアプリの画面でキャビの種類、マイクの位置や距離や種類を視覚的に動かすと連動してIRが切り替わって再現されるしくみ。
(OXも同じ方式です) 
これがインストールされてる32種類のキャビと8つのマイクで自由に組み合わせでき、さらに有料のキャビネットも多数用意されてます。

また、パワーンプシミュも搭載しておりこれもなかなか秀逸 真空管の種類も選択できます。

逆に最大のライバルのOX STOMPのメリットは、キャビやマイキングは同じ方式同レベルと思われますが、その後に掛けられるスタジオクオリティの1176コンプやEQなどが使える部分にあるのかなと思います。

ただその部分も自分はapolloを使っており、そこで同じコンプやEQが揃ってるのであまりメリットは感じませんでした。

OPUSのプリアンプの出来

ここまで自分的には文句のつけようがない機材なんですが…
多分新しくOPUSから追加されたプリアンプの出来。

ここに関しては、ゲイン高めのプリのマーシャル系も、5150系も正直これは凄い!っていう感じではないかなと思います。 特にOPUSを欲しくなる層の方は、すでに良いプリアンプなりマルチなりを持ってるはずですので、どうしてもこの内臓のプリを使いたい!っていう所までは行ってないかなと思います。

個人的にはあくまでおまけ的な… でも5150系は十分使えますしそれこそキャビ、マイク、EQ、IRで詰めれば他のアンプも良い音は出ると思います。

結局

あまり長く借りるのもあれなので1週間ちょっとお借りしてすでにお返ししたのですが、結論から言うと結局自分でも購入しました!

ただ、プリアンプ機能は使うことがないと思ったので、OPUSではなくひとつ前の Torpedo C.A.B. M+
これが、ある所でOPUSと一緒に並んで2万円ちょっとで売ってて、この値段なら即買いだなということで購入

今後はKemperと組み合わせて色々使ってみたいと思います

よく見ると筐体もほとんど同じなのね