超小型マルチエフェクター VALETON GP-5のレビュー

VALETON GP-5購入してから、レビューお待ちしてます!!って色んな方に言って頂いてたのに遅くなってすみません💦 イベント等で忙しかったりしてたんですが、その間使ってなかったというわけではなく結構な頻度でGP-5を使用してました。

今公式で注文しても8月以降になってしまうようです。
https://hotmusic.jp/products/gp-5
待ちきれない人はアリエクスプレスで…↓

起動も早く、USBで電源取って→ギター繋いで→ヘッドフォン繋いですぐ弾けるって言うのは手軽でちょっと弾きたい時に最高です。BT(ブルートゥース)でパソコンやスマホとの接続も早いので音源鳴らしたりしながら練習もできます。
期待したアップデートがまだ来てませんが、近いうち来るでしょう。
という事で1ヶ月ほど使ってみてのレビューです。
まず自分が、1ヶ月売ったりあげたりしてないという段階でかなり満足してると考えてもらって間違いないです。

VALETON GP-5

機能などはこっちで書いたものを参照してもらうとして、実際に使用して感じた

スマホアプリはそこそこよく出来てて接続は早い

アプリ立ち上げ→本体のダイヤルを長押し→アプリタップですぐ繋がります。
意外とここでもたつくマルチが多いんだけど、接続が早いのは凄く良い点

操作感は、こういうアプリ使った事ある人なら直感で操作できるレベルで簡単です。
エフェクトはAMPやCAB含め10ブロック(ブロック追加は出来ません)
AMP、CAB、N-S(NAMファイル)、EQは位置固定
他は自由にドラッグしてブロックの位置を動かせます。PREっていうコンプやブースターやピッチシフターやデチューンが入ってるブロックも動かせます。
アプリではほかに簡易のドラムマシーンを鳴らせたり、フットスイッチのセッティングが出来たり、グローバルなレベルの調整が出来たりします。

ありがちな事ですが、本体で操作できるのは、マスターのレベルと、プリセット切り替えと、フットスイッチのモード切替、あとはグローバルな設定のみ。 エフェクトのパラメーターは一切いじれません。

注目の機能 NAMファイルのインポート

このGP-5良い所は沢山あるけど(特に見た目と質感)、中身的に一番の目玉はやっぱりNAMがインポート出来る事
TONE3000 から好みのサウンドリグを落としてGP-5で鳴らせます。(インポートにはPC必須)
これによりアンプサウンドに関しては、とても1万円そこそこで買えるマルチとは思えない音がします。

ただし、Kemperのリグマネージャーなどに慣れてる人からすると
好みのアンプを検索→あてにならないサンプルを聴く→ダウンロードして解凍→GP-5にインポート
っていう凄く面倒な手順を踏まないと鳴らせません。 これはかなり辛い💦
2~30個繰り返すと正直もういいかな…ってなります。 その間に好みの音が見つかることを祈りましょう。
実際Kemperと比較すると数もそんなにないです。

もう一つ残念なのは、 NAMのブロックをONにすると AMPとCABが自動でOFFになって併用できないという事です。これも正直痛い。
NAMのファイルには、プリアンプのヘッドのみのファイルと、キャビ+マイキング込みのファイルがあるのですが、プリアンプのヘッドのみのファイルにGP-5のCABを組み合わせ出来ない所が非常に残念…

AMPモデリングの出来は?

モデリングアンプは種類もかなり豊富だしCABも一通りそろってます。
親会社HOTONEのAMPEROシリーズには負けてるけど、多分MOOERよりは良い印象
十分スタジオやライブや録音で使えるレベルです。 
クランチはイマイチなのでNAMでプレキシマーシャル系のリグを探すと良いです。

その他のエフェクト

OD/DIST系 : ちょっと数が少ないけど TSにSuperODにRAT等ある程度は押さえてある。どれもGAIN高目

EQ : パラメトリックイコライザーが無いのはとても残念

MOD系 : コーラスもフランジャーもフェイザーも壊滅的w どれも厳しい

DLY系 : 種類も音も十分

RVB系 : 種類も音も十分

PRE : ピッチシフターはレイテンシー少なくて使える。

エフェクト部分で言うとディレイやリバーブはTrailも設定可能。(後述有)

本体フットスイッチの機能・音切れ・Trailについて

本体のフットスイッチは 

・プリセットを順番に切り替えて行く(昇順降順どちらでも設定できる)
・アプリで設定した個別エフェクトのON/OFFを切り替えられる(CTL機能)
・長押しでチューナー起動

まずプリセットの切り替え時の音切れはほんのわずかで高級マルチなんかに比べてもかなり優秀。
ディレイやリバーブのTrail機能はCTL機能時のみ有効で、プリセット切り替え時には効かない。
チューナーはとても見やすくで◎

サウンドデモ

この手の安いマルチって5150などのハイゲインならいくらでもいい音作れるって言うのは大体共通。
なので苦手というか差が出そうなマーシャルのローゲイン~ミドルゲインくらいの音をわざと使って録音してみました。 わりと良い感じ

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