2025年 1月 の投稿一覧

Marshall JMP-1のKemper RIG

自分の音の好みが変わったわけじゃないんですが、最近はKemper立ち上げてもずっと近年の高崎晃サウンド、SHADOWS OF WARのアルバムのギターサウンド、それとマイク在籍時に東京ドームで使ってたメタルトロ二クスサウンドばっかり頭にイメージして音を作ったり色々買ったり試行錯誤してます。

実際に玉寿し地下にあるメタルトロ二クスを弾いたり、KeiporinさんのMarshall 9000シリーズで弾いてみたりして、あのメタリックなサウンドをいかにKemperで再現するかと考えてました。

で、こんな感じの音に。
個人的にはこのやや汚い?というか綺麗過ぎない歪みの粒、それと極端に中域、中高域が持ち上がった感じはかなり近くなった気がします。

使ったのは有名なChopTonesのJMP-1のリグ
ただこれをそのまま使っても全然こういう感じの音にならなくって、アンプの後にイコライザーをこんな感じかけてます。(GraphocEQでもStudioEQでも可) 

1kHzと2kHzをかなりブースト、少しLOWはカットします。 ギターだけで弾いてる時はLOWがあったほうが良いけど多分バンドとか録音ではばっさりCUTしたほうが良いかも。
恐らくこんな感じのEQをJMP-1のリグに掛けるとこの動画みたいな音になると思います。
ギターによってもかなり変わるのでその辺は便宜調整。

このリグは有料リグなので再配布というかDLできるようにはしませんが、もし使ってみたいって方がいましたら直接メッセくれれば送ります。

Kemperを使ったときにブースターをどうするか問題

これは昔から悩みの種なんですが、KemperのRIGの仕様上なのか、よく言われるインピーダンスの問題なのかわかりませんが、ハードのペダルと相性が悪いRIGがあります。 すべてのRIGがペダルと相性悪いわけではないのでおそらくプロファイリングする時の状況とか設定によるものじゃないかなと自分は思います。
RIGによってはハードのペダルでもめちゃくちゃ気持ちよくブーストできるのもあるし、このJMP-1のリグのように全く話にならないレベルつぶれてしまうRIGもあります。 

なので結論としてはやはりKemper完結がベストかなと思います。
幸いKemperDriveで用意されてるペダルはどれも優秀で使いやすいのであまり困ってません。
今回はFullOC というのを使いましたが、これはそのままFULLTONEのOCDです。

もう少し試行錯誤してどうペダルボードのKemper Playerに落とし込むか、またスタジオでどんな音が出るかいろいろ試してみたいと思います。

今更 Suhr Riot を色々検証してみる

明けましておめでとうございます。今年も気の向いた時にのんびり更新していきますのでよろしくお願いします。
という事でタイトルの通りSuhr Riot

僕自身も初めて使うわけじゃないないし、いろんな方がたくさんレビューされてる超定番のディストーションペダル。そこそこハイゲイン、張りがあって少し荒っぽい感じで、大型アンプライクで、抜けの良いディストーション。
でも単体ではソロになるとほんの少しゲイン足りないかなってイメージ。

元々はガバナーのクローンを探していた

自分はラウドネスをコピーする事が多く本家のライブにもたまに行くのですが、そこで聴けるタッカンのギターサウンドって本当に素晴らしいんですよね。
近年は得に攻撃的でハイゲインでバンドに入ってもストレートに固まりになって抜けてくる歪み。
もちろんマーシャルのJMP-1やガバナーやタッカンシグのペダル等、いろいろ似せる方法はあると思うのですが、それを追っていくと正直キリがない💦
今までは自分が持ってるKemper+αで自分の好みの音を作ることだけ考えてましたが、そこから方向転換して出来るだけタッカンに近いサウンドって考えた時、ゲインブースターをオーバードライブから、ガバナーみたいなディストーションに代えてみようと思ったのがスタート。

ただ、ガバナーはボードに乗せるスペースが足りないし、みんな使ってるから違うのが良いなと思いガバナーのクローンを探し始めました。

ガバナーからRiotへ

色々ガバナーのクローンを探してたんだけどなかなかいいものが無い…自作キットとかは見つかるけど面倒くさい。
さらに色々検索してると、ガバナーで採用されてる回路を参考に改良したものがSuhrのRiot?っていう記事を見かけて、確かにRiot単体でしか考えてなかったなと気づき、これをブースターとして使えばいい感じになるんじゃないかと思った次第です。

早速Yahooフリマで綺麗な個体らしきものを購入!
って喜んでたのに届いたらコレw💦 
とりあえず我慢して、赤いLimited版のRiotを見つけたら買います。

ラインではイメージ通り

まだ大音量で試せてないけどとりあえずラインで組み合わせた感じでは自分のイメージ通り!
かなり攻撃的で抜けそうなディストーションサウンド。こういう音ってロングディレイも(後半)気持ちよく掛かっていい感じ。

ついでに色々検証

せっかくなので色々検証
① 中国製クローンとの比較 DonnerのMORPHER
値段の差を考えると驚愕…

マイルド過ぎていまいち使いどころがなかったSuhr Shiba Driveを組み合わせてみると
② アンプをクリーンにしてRiotをShiba Driveでブースト
これは凄く良かったです!

結論

ということで今更ながらRiotは素晴らしいペダルだなと…w 
音だけじゃなく見た目もかっこいいし、それと最高なのがラッチ信号でON/OFFできるというのが非常にありがたい!これは是非他のメーカーも採用してほしいポイントであります…
持ってた当時に気づかなかった良さとか使い方とか、機材は使う人次第な部分が大きいなと思いました。

近々スタジオの大音量でまた色々試してみたいと思います。