機材

MIDIコントローラーとしてのAmpero Controlの実力

安いのから高いのまで、無類のMIDIコントローラー好きの自分としてはAIRSTEPとAmperoControlは前から気になってたんですが、機能と値段のバランスがちょっと悪いかなと思っていままで手を出してませんでした。

でもここに来てサイズ感や機能を見直してAmpero Controlはかなり自分にマッチしてるかなと思い購入
サウンドハウスのポイント使って15,000円くらい

4ボタンで、ボタン同士の間隔も丁度いいしなにより自分のメインボードで使うmetro16に配置するとバッチリハマるサイズ感。

HOTONEの回し者かっていうくらいペダルからコントローラーまで揃ってきました💦

EXP/CTRL端子は2

Ampero Controlのいい所

・まず絶妙なサイズとカッコいいデザイン
・ボタン間隔も良い具合(ライブに使う場合僕にとってはかなり重要な要素)
・EXP/CTRL端子が二つあり、別売りのAMPERO SWITCHを接続すると実質6スイッチのMIDIコンになる
・スイッチの踏みわけも シングル、トグル、ホールド等4スイッチながら踏みわけで色々制御できる

特にこの2番目のいい所、EXP/CTRLの繋いだフットスイッチを踏んだ時にもMIDI CC/PCが送れます。この点が非常に優秀。4つでは足りない場合、2つのエクストラスイッチを簡単に追加できるのは非常ありがたい。

たとえば本体の4つのスイッチはプリセット切り替えにして、外付けのスイッチ2つにはマルチ内のエフェクト単体のON/OFFなどをアサインしてその場の雰囲気で踏める。

もちろんMORNINGSTARのように最初から8つついてるスイッチもいいんだけど、如何せんこのAmperoControlのように場所を取らない形ではなく、奥行きもあるサイズ感がネックですぐ手放してしまいました。

Ampero Controlの残念な点

かなり良いんですが、1点だけ
USBのhost機能がない….
後から発売されたAmpero Miniをこれでコントロールできたら…って考えた人は沢山いたと思います。
もちろんhost機能があればMS-50GもAmpero Miniも制御出来てただけに凄く残念。
ただ、僕の場合もうMS-50Gの制御は諦めたあのであまり問題ないかな。
あ、しいてあげればスマホやタブレットのアプリからだけでなくPCでもエディット出来ると嬉しかったかも。

外部MIDI機器でコントロール出来るループセレクター?スイッチャー?

通常ループセレクターとかラインセレクターって、昔からあるBOSSのAB-2とかLS-2みたいなフットスイッチでA/Bを切り替えるのを想像しますよね。
もちろん従来通りの使い方なら上記のペダルで問題ないんですが、今はそれが進化してA/Bの切り替えだけではなくスイッチャーのように2~5ループのON/OFFを制御する便利なものが出てます。

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MS-50Gの敵ではないKORG PANDORA STOMP

新型のマルチストンプZOOM MS-50G+があまりにも入荷が遅くて萎えてるんですが、それの埋め合わせをしようとこんなものを購入。 KORG PX-ST PANDORA STOMP

確かMS-50Gが出た同時期に発売されてたのですが、殆ど話題に上らず消えて行ったエフェクター

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新製品 LINE6 HX ONE / ZOOM MS-50G+ / MOOER PRIME P2

ここ数日次々新製品のエフェクターが発表されてますけど、特に目を惹いたのがLINE6 HX ONE と ZOOM MS-50G+ とMOOER PRIME P2の三つのマルチ。

アンプシミュや歪み系以外の、モジュレーションとディレイとリバーブ+飛び道具的なもの及びピッチ系
所謂空間系エフェクターって出来れば一つにまとめたい!って思ってる人結構多いと思うんですよね。
もしくはメインのボードじゃなくサブのボード用に空間系マルチをって考えてる人もいるでしょう。

だいたい求められる条件は4つ

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FLOYD ROSE ORIGINAL / 1000 / SPECIAL

結構簡単かなと思ったら意外と正解の人少なかった印象

確かに普段ORIGINALしか触ってない人も多いし、僕みたいに好きで色々パーツ集めたりする方が少数派なのは間違いないですね💦

KillerのFascistに仮で付けてたブラックの1000シリーズ、ヤフオクで最近購入したORIGINAL、足りないパーツを補うために予備で購入したSPECIAL

FLOYDのあれこれ説明する前におさらいすると
・ORIGINAL = ドイツのシャーラー製
・1000シリーズ = ORIGINALと同様の材質で韓国製
・SPECIAL = FLOYD ROSE監修のOEM製品 材質も違います

1000シリーズのブラック
わずかにORIGINALよりプレートも厚くサイズも大きいんですが、メッキの仕上げも素晴らしく、見た目もチューニングの安定感も抜群。 高価な新品のギターに1000シリーズ乗ってるのは嫌だけど、リプレイスで考えるなら全然有りかなと思います。 やや艶消しな黒がカッコいい

対するドイツ製のORIGINAL
1000シリーズと比べるとややスマート、細かく見るとやっぱり丁寧に作られてます。
僕が見分けるときに最初に見るのがファインチューナーのノブです。ここがORIGINALは一番大きく薄いですね。
ただFLOYD ROSE ORIGNALと言っても年代によって質感も塗装も形も結構違ってます。
個人的には↓80年代末のこの頃の造形が一番しっかりしてるしシャープでカッコいい!

そして

韓国製OEMのSPECIAL
写真だとそれほど伝わらないですが、実際手に持って比較するとやっぱり作りはあまり良くないのが分かります。
特に今回は全部同じ色でそろえたので違いがよくわかりました。

ただ、試しにセッティングしてみると ちゃんと調整した状態ならチューニングの安定度は全く問題ないレベルでした。やはりネックは耐久性なのかなと思います。それを考えると新品で1万円以下で買えますし、ORIGINALの高価な新品の値段を考えれば有な選択だと思います。 
ただし、インサートブロックは交換したほうがよいですね!

Killer EXPLODER BIB 改造編

先月購入したEXPLODERのBIB
しばらくそのまま使ってたんですが、やっぱり色々不満点があったのでいざ自分好みに改造

まずPUを両方EMGに
元々DUNCANのアクティブが付いてたのですが、歪みが強くややこもり気味な傾向
色々調べたところDUNCANのアクティブとEMGのアクティブは、サイズも配線も互換性があって交換がめちゃくちゃ簡単っていう事が分かって早速購入。
PU裏にコネクターがあってそれを外して付け替えるだけで半田もいらないワンタッチ!
EMGの81/85に変更したのですが、音も予想通りで見た目のロゴもカッコよくて気に入りました。

あとの改造は完全に見た目

BIBのハードウェアは全てブラックニッケル
ブラックニッケルはピカピカだとカッコいいんだけど、年季が入ってくるとどうも耐久性が悪くてメッキが劣化してきます。特にブリッジミュートが当たる付近はすでに色が変わってたのでハードウェア全部丸々ブラックに変更

FLOYD ROSE / トグルスイッチ / ストラップピン / ロックナット / ペグ / テンションバーを全部交換

BIBがさらに真っ黒になって満足

山下昌良 Fans Session Vol.3 用のボード

9月に武蔵小金井で開催の山下昌良Fans Session Vol.3
文字通りLOUDNESSの山下さんと一緒にLOUDNESSの曲を演奏できるイベント
LOUDNESSファンのプレイヤーには本当に貴重な機会です!!

主催のくんくんさんと相談して、会場が家から近い僕が機材を持ち込み、ギタリストは全員同じ足元で弾いて貰ってます。 Vol.1はFRACTALのAXE-FXIIで、Vol.2はKemperで弾いて貰ったんですが、今回は先日購入したTONEX PEDALを使ったボードを持ち込もうと思っています。 

音作りはこれからスタジオに入ってKeiporinさんに手伝ってもらいながら決めるのですが、とりあえずいったんボードに仮組してみました。

TCのPolytune3 miniから入って→TC SPARK mini Booster → HOTONE SOUL PRESS3(WAH) → AMPERO II STOMP と繋ないで、そのセンドリターンにTONEX PEDAL
下のスイッチャーは完全にMIDIコントローラーとしてAMPEROとTONEX PEDALのプリセットを切り替えます。 AMPEROはブースターからセンドでTONEX PEDALに行ってリターンした後に空間系マルチとして使う予定。 当日はそこから小型のパワーアンプにつないでキャビネットに接続します。

まだTONEX PEDALの使い方がよくわかってないので、全てのTONE MODELでキャビをOFFに出来るのか? キャビ無しのTONE MODELを用意しなきゃいけないのかも不明なのでその辺でまた色々変わってくるのでもしかしたらやっぱりKemperでっていう可能性も…w

できればやっぱり今のタッカンに近いJMP-1的な音を今回は目指したいなと思います。参加されるギタリストの皆さんが良い音で弾けるように音作り頑張ります

 

TONEX PEDALの第一印象と実際のサウンド

去年発売された時から気になってたTONEX PEDAL
予約して買うほど欲しくは無かったのでずっと様子見してたんですが、ここに来てようやく店舗にもネットにも在庫がチラホラしてたので結局購入しました!

ファーストインプレッション

まず見た目は結構好みで〇

でもディスプレイはちょっと情報少なすぎてさすがに厳しいw

入出力端子は製品の用途を考えれば必要十分。

そして肝心の音はというと

まず単純にギター繋いでプリセットで色々音出し

正直「んんっ?」…というのが第一印象

ペダルのハード機器なのに、まるっきりプラグインのAmplitubeの音がするので凄い違和感💦
もともとAmplitube自体あまり好みじゃなく、アンプのプラグインなら断然apolloで使えるUADが良いと思ってました。あくまでもこれは個人の好みの差ですが…

TONEX、toneNET、Amplitube5、TONEX PEDAL

まあプリセットの好みなんか正直どうでも良いので、早速バンドルされてるTONEX MAXとAmplitube5などの各ソフトをインストール&オーサライズして色々いじってみました。

基本的にギター関連の機材なんてどれも操作は簡単だし、ほぼマニュアル見る事もないのですが、このTONEX PEDAL、toneNET、TONEX MAX、Amplitubeの場合、その関係性を理解する所から始めないとなかなか難しいです💦w 自分もまだ完全に理解してません💦

接続方法

TONEX PEDALにはオーディオインターフェイスの機能もついてるんですけど、現時点でどうもパソコン内の音の再生が上手く行きません? なのでパソコンとTONEX PEDALはUSBで接続するんですが、それはあくまでTONE MODELのやり取りだけに使う形で、音自体はOUTPUTから別なオーディオインターフェイスに接続して録音や再生を行うようにしました。 ※この辺まだよくわかってないので判明したら追記します。

つまり ギター→TONEX PEDAL→オーディオインターフェイス→パソコン という流れ

この接続だとTONEX MAXを立ち上げてプレビューの再生も、PEDALとのリグのやり取りも問題無しでした。

TONEX PEDALに新しいTONE MODEL(リグ?)を入れる方法

簡単に説明すると 
まずはTONEX PEDALとパソコンをUSBで接続し、PCでTONEX(ソフト)を開きます。(音自体は上の接続方法で別なオーディオインターフェイスを使います)
その後オーディオの設定(使用してるオーディオインターフェイスを選択)が終わるとこの画面になります

ここで重要なのは上の三つの Player  Modeler  Librarian   のボタン、それと右上のToneNETのボタンです

・Player  選択したTONE MODELを鳴らすセクション(弾いて鳴らすわけではなく再生ボタンで)
・Modeler 実機やペダルのキャプチャをするセクション
・Librarian TONEX PEDALのTONE model管理と入れ替えが出来るセクション

まずはLibrarianを押します これが重要💦

Librarianの上半分は今繋がってるTONEX PEDAL内に入ってる音、所謂プリセットの音。
下半分はデフォルトで入ってるTONE MODELと呼ばれるアンプやエフェクト。
この状態で好きなTONE MODELをクリックして、上の画面にドラッグアンドドロップすることでPEDAL内の好きなバンクの好きな位置にTONE MODELを追加することができます。(現在入ってるものに上書きする形)

次にこの状態で右上の ToneNETのボタンを押します(ToneNETは事前に無料のユーザー登録が必要です)
そうするとtoneNETの文字がオレンジに光って、下の画面がToneNETにアップされてるTONE MODELの一覧に切り替わります
ToneNETに切り替わっても同様にドラッグアンドドロップでTONEX PEDAL内に入れることが可能です。

実際の音は

このToneNETにあがってるのを色々試してるうちに、結構すぐに気に入った音が見つかりました。
Amplitubeのプリセットは正直全然でしたが、キャプチャされたTONE MODELには本当に素晴らしいものが沢山あるようですし、この機材がもってるポテンシャルはかなり高い!と感じました。

何個か音も録って見たのでよかったら聴いてみてください

Soldano SLO100 → FRIEDMAN BE100(HBEではなくBEmode) → EVH 5150 III と順に同じフレーズを弾いてます。