手放した機材のレビュー② ディストーション・オーバードライブペダル編

手放した機材

Kemperの記事前回の手放した機材の記事が、共にGoogle Discoverにピックアップされた影響でアクセス数が超伸びてビックリです! ありがとうございます。

ということで手放した機材の第二弾『ディストーション・オーバードライブペダル編』
そんなに買って無いかなと思ったけどいざ記憶をたどるとそこそこあるな…w 
いやマニアックな方に比べればこの手のペダルでは多分かなり少ないほうかと思います。
全部では無いですがとりあえず思い返せる範囲で、かつ今でも十分使えるペダルに絞ってご紹介します。

念のため書いておきますが、ペダルの良し悪しは全て超個人的主観に基づいて書いてますので、酷い感想を見て気分を悪くされても責任は取れません ごめんなさい💦  反論やご意見もしあればコメントで!

それではどうぞ

XOTIC SL DRIVE

XOTIC SL DRIVE

時系列に沿って紹介しようかと思ったけどまったく覚えてないので順序は適当に行きます。

一つ目はXOTICのSL DRIVE
SL DRIVEのSLはマーシャルのSuper Leadの略なので所謂アンプライクなドライブサウンドを目指して作られた感じ。
この手のオーバードライブって、僕みたいなメタル好きが使うケースは大体2つ。

  • アンプをクランチにした状態でこれをONにしてバッキングやリードサウンドを作る。
  • アンプはクリーンにしてメインの歪みペダルの前にこれを置いてLEAD時のGAINを上げる役割で使う。

そういうイメージでこれを買ったんだけど、どちらかというとこれは
アンプをクリーンにしてこれ自体をメインの歪みとして使う
恐らくこれが正解。 つまりそれほどゲインを必要としない音楽をやってる方が使うのがあってるのかなと思います。 GAINプッシュ用途にしてはちょっと低音が出すぎててブーミーになってしまうので、極端なアンプのセッティングになってしまう気がします。 もちろん色々組み合わせをして上手く使ってる方は沢山いるのでその限りではありません。 

アンプクリーンでこれをドライブ12時くらいのクランチでストラト弾くと最高です。
最高だけど僕には使うシチュエーションがありませんw

わかってるのについ最近も2回買って2回売りました

総合評価・・・・★★★☆☆

320DESIGN BROWN FEATHER

320DESIGN BROWN FEATHER

二つ目にして僕の超お気に入りペダル BROWN FEATHER
名前の通りブラウンサウンド!? ブラウンサウンドを謳ってるペダルの中でも個人的に一番好きです。
マーシャルクリーン、もしくは弱クランチにしてこれを踏んでやると物凄いパワフルなディストーションサウンド。
ディストーションというほど歪みの粒は細かく無くて、大音量でアンプを歪ませた明るい感じが出るのが凄く気に入ってました。
ただしGAINの幅がそんなに広く無くて、GAINつまみを回してもそんなに変わる感じじゃない。
なのでいつも全部12時で適当でいいやって感じで使ってた記憶です。 バンドサウンドに埋もれず、むしろうるさいって言われる帯域がガンガンでます。

売ると欲しくなる不思議なペダルで、お友達にもめちゃくちゃ布教しててこれも2回買って2回売りました。
ちなみに今も欲しいです

総合評価・・・・★★★★☆

MXR 5150 OVERDRIVE

MXR 5150 OVERDRIVE

この見た目と名前 もうこれだけで購入理由になるペダル。 
眺めるために買うのもありだと思います。

サウンドは確かに5150系、5150ってブラウンサウンドって呼んでいいのかな?違いますよね?
なんていうかあんまり抜けが良い音じゃない?気がします。 GAIN量は十分、ノイズゲートはどうだったけな…OFFにしてたと思います。 BOOSTスイッチを何故あんなに小さくして端っこに設置したのか意味不明。
この筐体にBROWN FEATHER入れてたらずっと売らないかな… 

正直あまり音に関しては良いイメージはなくライブやセッションなどの実戦で使う事無く売却
でも歪みペダルコレクターなら絶対持っておくべき1台

総合評価・・・・★★☆☆☆

WAMPLER PINNACLE DELUXE

WAMPLER PINNACLE DELUXE

続いて WAMPLERのPINNACLE DELUXE
これも所謂ブラウンサウンド系のペダル エディが続きます。

赤い見た目と、便利そうなブーストスイッチ、ワンスイッチのDELUXEじゃない方が評価高かったのもあって購入。
内部にはブーストを押した時の設定が少し変えられるツマミもありました。
音は上のBROWN FEATHER同様、アンプを大音量で鳴らした時のようなドライブサウンド。
2モードあるスイッチはVintage系のほうが歪みが少なく使いやすい音。

ただしBOOSTスイッチを踏むとややブーミーになり、ノイズも大幅に増える感じで正直使えないかな..
それもあってあまり出番はありませんでした。
高いわりにリセールバリューも低くちょっと残念

総合評価・・・・★★★☆☆

SUHR RIOT DISTORTION

SUHR RIOT

人気のRIOT
アルミの削りだしボディに紫のカラーで見た目カッコよく、音も楽器屋で試奏していい感じだなと思って購入
歪みの粒が少し大きい感じで、やっぱりこれもアンプライクなドライブサウンド
でもリードには少し足りない ほんの少し足りない💦
その部分を上手くアンプのほうで調整できればいいサウンドが得られると思いますが、そこの匙加減を調整するのってアンプの状態にもよるし、JCM2000も900も800もそれぞれ違うの所がなかなか難しい。

ディストーションペダルはクリーンに掛けたい派なのもあって短命に終わりました。

総合評価・・・・★★★☆☆

SUHR ECLIPSE

SUHR ECLIPSE

こちらも人気のECLIPSE
流行のデュアルスイッチに赤のボディが超カッコよくて 試奏無しの見た目で購入
2つのChは全く同じディストーションが直列に並んでる状態で、ラッチ信号を送ればアンプと同じようにCh切り替えも出来て便利です。
このペダルの一番良い所はローゲインもハイゲインもつかえる所。どちらも良い音します。GAINフルにするとさすがにちょっと使えない音だけど15時~16時くらいのGAINはメタルにも使えて、かつRIOTより歪む感じ。
メインの歪みとして使うには凄く良いと思います。

気に入っていたけど意外とすぐ売りました。売った理由は不明w
とにかくリセールバリューがめちゃくちゃ高く 中古28,000円で買ったものが42,000円で売れました。

総合評価・・・・★★★★☆

BOSS POWER STACK ST-2

BOSS ST-2

ここからBOSS2つ紹介
BOSSの歪みはそんなに試したことは無いけど、ハイゲイン系のペダルの中で一番好きなのがST-2
開発を担当された方がお友達なのもあって色々話を聞いていたのですが、目指したのはJC-120のクリーンに繋いで高崎晃の音を出す。 これは買わないわけにはいかないw
もちろんマーシャルクリーンに挿しても良い音出ます。が、やはりこれはJCに挿して使うのが一番良いですね。
GAIN量も十分、当たり前だけどBOSSっぽい音の傾向はあります。
ただ歪みと共に増えていくハウリングとノイズがなかなか曲者で…バランスが難しい
何回かセッションで使ったのち手放した記憶


総合評価・・・・★★★☆☆

BOSS SUPER OVER DRIVE 技 SD-1w

BOSS SD-1w

定番のSD-1の技シリーズ
ディストーションじゃなく、オーバードライブペダルは上で書いたようにアンプをプッシュして使うのがメイン
普通にアンプクリーンでこれを踏んでオーバードライブサウンドで弾く事はほぼありません。
用途も家の宅録でUADのアンプのゲインアップ用
他にTS-9 mini / ガバナー / ケンタのクローン / MXR ZW-44 / 普通のSD-1とか気分で使い分けてます。
技ペダルに追加された C-モード カスタムモード?かな カスタムモードにすると少しジューシーな感じというかなかなか言葉で表現するのが難しいけど、微妙に変化します。
でも微妙過ぎて個人的にはノーマルのSD-1でいいかなと思い放出

総合評価・・・・★★★☆☆

FLAMMA FS-06 PREAMP

FLAMMA FS-06 PREAMP

これはアンプシミュなので前回に入れるべきだったかな…
中国製のFLAMMAのPREAMPペダル
7つのアンプにキャビネットシミュも付けられるのでそのままPAに接続可能
価格も安いし、有名な山口和也さんも紹介してたので一時凄く売れてましたね。

音は7番目の5150のみw というか7番目以外はちょっと自分には使えないなって感じ。
でも5150は本当に良かった。これを使う為だけに買っても全然良いし元が取れると思います。

総合評価・・・・★★★☆☆

MEGALITH DELTA

MEGALITH DELTA

ここから二つはちょっと番外編で自分で買ったわけじゃないペダル
このMEGALITH DELTAはMXRの5150と迷っててお友達から長期間借りてたもの
名前と見た目の通りモダンハイゲインなメタルなサウンド、ドンシャリで歪み粒が細かく弾きやすい。
でもノイズは少し多い、音だ自体は5150より好きだけど結局みためでこっちは選ばなかった感じです。
自分的にはどのアンプに繋いでも90点じゃないけど70点くらい出せそうなペダル
なのであんまり印象に残ってません

総合評価・・・・★★★☆☆

OVAL TONE OD-FIVE2 EXPLOSION

OVAL TONE OD-FIVE2 EXPLOSION

OVAL TONEのエフェクターはどれもカッコいいですよね
SUHR RIOTなどと同じく流行のデュアルスイッチで同じ歪みが直列に並ぶタイプ

これは僕がやってる玉寿しギタリスト飲み会の中のビンゴで1等の景品として出したのですが、主催の特権で1ヶ月くらい前に購入してしばらく家で色々試すことができました。
期待してたのとは裏腹に、音はいまいち自分の好みじゃなく、凄く歪むけど大人しい感じ
ギラギラしたハイミッド強調のメタルサウンドではありません。
REMOTEスイッチもあって便利だけど、ライバル的なSUHRのECLIPSEに比べてローゲインもハイゲインもどちらもSUHRのほうが好みでした。 ちょっと期待はずれ、というかメタルやる人には向かないかも

総合評価・・・・★★☆☆☆

FRIEDMAN BE-OD

FRIEDMAN BE-OD

一時期メインで使ってたペダル
マーシャルのクリーンに掛けてもリードに十分な歪み、FRIEDMANのBE-100より扱いやすい?弾きやすい感じの音でメタルにはぴったりのサウンド。 値段もそこまで高くなくて、3万円以下のペダルでメタルやるなら?と聞かれたら多分これをお勧めします。

ただとにかくゲインが高くて、10時くらいからもう上げてもあんまり音が変わらないwハイゲイン専用ペダル。どのアンプにつないでも同じ音がでるのでなんか飽きちゃった感じです。
でも逆に言えばいつでも同じサウンドが得られる優秀なペダル


ゲインの幅が少なすぎるのだけが減点ポイント

総合評価・・・・★★★★☆

STRYMON SUNSET

STRYMON SUNSET

これは本当に良いペダル!
デュアルスイッチだけど ECLIPSEやOD-FIVE2とは違って Aに3つ Bに3つの歪みが入っててそれを組み合わせる形の面白い仕様。 しかもそのAとBを直列にも並列にも順番も自由自在に組み合わせることができて、かつMIDIで全制御可能。 INPUTはアナログだけどあとは全てデジタルで処理して出力する形。
音もローゲインのオーバードライブサウンドから、AとBを上手く組み合わせて作れるディストーションサウンドまでとても良い音が作れます。 
ただしその組み合わせで簡単に良い音が出るかというと…これがまた結構時間が掛かって難しい
スイッチャーで制御するような大きいシステムには絶対便利なペダルなんだけど、よほどきっちり詰めてセッティングする人じゃないと使いこなせないかなというペダルです。
でもいつかまた欲しいペダルの一つ

総合評価・・・・★★★★☆

REVV G3

REVV G3

最後はまだ売ってないw 自分がいまメインで使ってる歪み
でもKemper Playerが届いたらいよいよ使う機会がなくなりそうなので一応書いておきます。

一時お借りして使わせてもらってたのですが、自分が描くディストーションサウンドはまさにコレって感じのサウンド。 アンプクリーンにした状態で使えます。
BLUE / OFF / REDと3つあるモードで使えるのは BLUEとOFFかな
OFFにしてGAINを8時wくらいに下げるとBROWN FEATHERやPINNACLEみたいなアンプライクな歪み、そこからGAINを上げて12時くらいからはもうハイゲインなディストーションの歪みになります。
リフを弾けば適度なバイト感があってそこがFRIEDMANのBE-ODより好きな所。ほんの少しGAINの幅も広いし。

今の所文句なし

総合評価・・・・★★★★★

 

 

最後に

そこまで歪みペダルに拘る方では無いのでそんなに数は試してませんが、僕と同じ指向のギターが好きな人の参考になれば幸いです。 こうやって振り返って書くのも面白いし。

もしこんなペダルがお勧めですとかあれば是非教えてください!

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