チョーキングすると音程が下がり、アームダウンすると戻る現象

ストラトとかのシンクロタイプのトレモロに頻繁に見られる
チョーキングすると音程が下がり、アームダウンすると戻る現象
所謂 C.S.A.M (いま作りましたw)

新しく買ったIBANEZのAZもいまそれで悩んでます…

赤いストラトも一時それに悩まされてたのですが、ネックを変えたらいつの間に治ってました。なので結局原因わからず。
手放したSuhrは弦を張り替えるとたまに?なることがあった

今回もいろいろ検証しました。とりあえずターゲットは一番くるいやすいといわれてる3弦。

弦(Elixir Nanoweb 09-42)を張り替え十分伸ばしたうえでの実験
症状はこんな感じ

1. 3弦を1音チョーキング → 1/4音くらい下がる(他の弦の音程には影響無)
2. そのあとアームダウンすると正しい音程に戻る。

1. 3弦を1音チョーキング→1/4音くらい下がる(他の弦の音程には影響無)
2. この状態でペグを回してチューニングを合わせる
3. 3弦を何音チョーキングしても狂わなくなる(ここが一番不思議)
4. ただしその後アームダウンをすると2でペグを回した分音程が高くなる…💦

ナットの滑りが悪いんじゃないかという説

一番有力と思われる部分ですよね、

潤滑剤塗ったり、鉛筆の芯でこすったりいろいろしたけど効果なし。試しにチョーキング後音程が下がった状態でナットの部分の弦を持ち上げてナットから外してみたりしてもやはり変わらず。
音程が下がった状態とあってる状態で、ナットペグ間の音程も同じように変化してるので、原因はナットじゃないと断定

ブリッジやナイフエッジが原因じゃないかという説

アームダウンで音程が戻るということはやっぱりブリッジが悪いんじゃないかなと思いますよね。

べた付けでチョーキングしても一切動かない状態に。
やはり同じようにチョーキング後音程が下がり、アームダウン後元に戻りました。少なくともナイフエッジ部分ではないことがわかります。

後考えられるのは 弦とかスプリングとかサドルの部分とかになると思うのですが、スプリングはRAW VINTAGEに変えても変化なし、サドルは弦と接触する部分に潤滑剤を塗っても効果なし。

残るは弦ですけど、弦はエリクサーなので問題はないはずですし、

面白いことに 
・1弦から6弦まで一度チューニングをぴったり合わせる
・全部の弦をチョーキングする(だいぶズレる)
・アームには触れずにずれた分をペグを回して合わせる
こうすることであとはどの弦を何度チョーキングしても全弦まったく狂わなくなります。(ただしアームダウンするとペグを回した分音程が高く戻ってしまう)

うーん謎だ

とりあえず近いうちに買ったお店のリペアマンに相談して、またブログにします。

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コメント

  1. screw nail より:

    ご無沙汰しております。

    私原ももれなく同じ経験をしておりますが、原因として考えられたのは、

    1.弦を交換した際(伸びきってない)
    2.ブリッジの滑り
    3.ナットの滑り
    4.スプリングとテンションのバランス

    フロイドローズ(ナットとブリッジの両方をロック)では起こらない現象と考えられますので、消去法で原因は分かりそう?

  2. screw nail より:

    私原×
    私◯
    💧

  3. key より:

    はじめまして。

    私も以前同様のケースに遭遇しましたが、
    私の場合はナットが原因でした。

    確か、ヘッド(ペグ)とナットとブリッジの角度の問題で
    ナットのエッジに弦が引っ掛かる・・・ということでした。

    リペアマンに、鉛筆の粉は溝全体には溜まるけど、
    エッジに溜まるわけではないので、それでは効果がないと言われました。

    ナットの溝をリペアマンに平行ではなく若干斜めに削ってもらい、
    引っ掛からない角度に合わせてもらったら解決しました。

    ご参考になれば幸いです。

    1. tapgym より:

      はじめまして コメントありがとうございます。
      なるほど、やはりいろんな方に聞けば聞くほどこの症状は結構頻繁にみられる症状じゃないかなと思いました。
      いま、直ったギターを色々見ていても意図的にこの症状をだすようなセッティングにすることもできるしやはりシンクロの調整はシビアだなと改めて思いました。
      なるほどナットが原因という場合もやはりあるのですね。勉強になります。

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