MS-50Gの敵ではないKORG PANDORA STOMP

新型のマルチストンプZOOM MS-50G＋があまりにも入荷が遅くて萎えてるんですが、それの埋め合わせをしようとこんなものを購入。　KORG PX-ST PANDORA STOMP

確かMS-50Gが出た同時期に発売されてたのですが、殆ど話題に上らず消えて行ったエフェクター

最近なんとなく気になって仕様をチェックしてたら、AUX端子/PHONE端子/チューナーが見やすい/USBでエディット可/最大同時エフェクト7つ/リズムマシン付/横にダイヤルがついてて操作性良さそう…etc
これは一度手に入れて試してみる価値あるなと。　そしてもう一つの決め手はUSBでPCエディットが出来るってことはMIDIを使ってるはずなのでもしかしたらMS-50G同様、MIDIプログラムチェンジ出来るんじゃないかなと
そんな期待を持ってハードOFFのネットモールで購入　8,800円也

第一印象は想像通り

注文後、翌日届いて開封

持った感触はずっしり重く、筐体の質感も良い感じ
早速ギターをつないで、ヘッドフォンをつないで、プリセットを巡回しつつリズムマシンにあわせて弾いてみる

この時点では、元からアンプのモデリングには期待してなかったし、特にハイゲインは想像通りドンシャリというかデジタルというか、それこそ30年以上前のBOSSのモデリングみたいな音でああやっぱりなという感想。
ただそのままヘッドフォンから良い音（ギターの良い音ではなく）で聴けるのは素晴らしいし、なんならAUXでオケも鳴らせる素晴らしい機材だなと言うのが第一印象。

外部機器によるMIDIプログラムチェンジ

もしかしてMIDIプログラムチェンジ出来るんじゃない？　っていうのが購入の決め手の一つでした。
早速M-Vave ChocolateとワイヤレスMIDIを使って接続(下記のリンクから)

なんの設定も無しにあっさりプログラムチェンジできました💦

しかも切り替え時の音切れもかなり最小限

これは使えるなとこの時点で　これは良いかも！ってXにも投稿ｗ
あー買ってよかったなと思いました。

本体でのエディット

上の時点でいったん放置して仕事してたんですが、夜にちょっと自分で音作って見るかと電源ON

ここから急に雲行きが怪しくなります💦

操作自体はかなり簡単。説明書みずにどんどん行けます
ただどうにも各エフェクトのパラメータが 1つとかしかないんですよね…. 

例えばコーラスは4つくらい入ってるんだけどパラメーターは1つw
なんか最近よくある小型アンプについてるエフェクトの感じににてます。
その1つだけあるパラメータを回すと全体的に掛かりが大きくなるだけ…

なるほど、本体ではここまでが限界なのかと思ってちょっとがっかり

PCでのエディット

ということでエディターやドライバーをダウンロードしていざ接続
エディターを立ち上げて、各エフェクトのパラメーターを見ると

うん、本体と変わらない….ｗ

いやぁ ここまでの筐体でこの機能で作ってて肝心の中身がこれはマジでもったいない💦
どのエフェクトも触られるパラメータは1つって…(ディレイだけ2つw)
気になってたピッチシフターも度数が変えられるだけでMIX音量すら変更できない

10年前のエフェクターだしな….っていうのは少しあるけど、ZOOMのMS-50Gと比べたら各エフェクトの出来は天と地の差がありますｗ　もう全くライバルにはなりえない中身

最後に

もうひとつ決め手になってたチューナーの機能
とても大きく見やすくていいな！とおもってたんですが、これまた精度は悪いし反応は悪いしでもう全然ダメｗ
8,800円だして当時何故これが売れなかったのか検証できたというだけになりました💦